古賀文敏ウイメンズクリニックKOGA FUMITOSHI WOMEN’S CLINIC

患者様からのお便りを集めました

患者様の声は、当クリニック宛にいただいたお便りを集めたもので患者様の体験談です。 患者様の声をお読みになって当クリニックへお越し下さる方が沢山いらっしゃいます。 また、当クリニックのスタッフもお寄せいただいたお便りに日々励まされております。

7回の流産を乗り越えて」は、 院長が当クリニックを開業するに至った原点とも言える方からお寄せいただいた体験談です。ぜひお読みください。

なお、「患者様の声」は随時募集しています。こちらからお寄せください。

治療内容

治療内容:

小さな奇跡の始まり

私は数年前に精子が少ないため顕微授精でしか子供を授かれないと診断されました。
不妊治療で有名な病院が県内にあったため、少し遠くても早く子供を授かりたいという気持ちでその病院へ通い始めました。
しかし、そこで先生と話ができるのはほんの2、3分。
治療が陰性に終わっても「卵が悪い。次は誘発方法を変えよう」と言われるだけで、次の治療で診察を受けてもカルテも見ずに話をされることもあり、不信感ばかりが募る日々でした。
そこで3回の顕微授精を行いましたが一度も妊娠できず、希望も持てず、転院することを妻と話し合って決めました。

転院した初診で古賀先生は、すごく親身になって治療の方針や私たちが疑問に思っていたことを解説して下さいました。
古賀先生の熱心なお姿を目の当たりにし、凄く心強く感じたことを今でも覚えています。

最初の病院では一度も妊娠することがなかったのですが、古賀クリニックでは一度目から妊娠し、転院は正しかったとすぐに思えました。
残念ながらその妊娠は流産してしまい、妻も私も落ち込みましたが、治療が前進したことで「次はいけるかもしれない!」という気持ちになりました。
成功する希望が持てなければ、妻の体に負担をかける治療を続けることはできなかったかもしれません。

古賀クリニックでは先生はもちろんスタッフの方々も思いやりに溢れ、あまり暗い気持ちにならない配慮が沢山あり、妻においてはクリニックに通うことが楽しみに変わっている感じもありました。
楽しそうに通院する妻の姿を目にすると、気持ちが軽くなり、私もよく一緒に通院しました。
もしかしたら、日頃の精神的なケアも治療の一環だったのかもしれませんね。

今では秋に娘が生まれるという、転院前には想像もできなかった喜びを抱えながら生活しています。
古賀先生やスタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

古賀先生、スタッフの皆さまこんにちは。
先日はマタニティクラスで楽しいひと時をありがとうございました。久しぶりにクリニックの椅子に腰掛けると、相変わらず居心地のよい空間で気持ちが安らぎました。

私達夫婦は古賀クリニックに出会うまでに、他院で3度の採卵と移植をしておりましたので、不妊治療の厳しさは色々と経験しておりました。「子供が欲しくて治療をしているんだ、優しくされたいわけじゃない」そう自分に言い聞かせて治療に耐えていましたが、人目もはばからず涙を流すようなことも多々ありました。ですから古賀クリニックへ転院して、古賀先生の高い志と優しい眼差しに、そしてスタッフの皆さんの温かい対応に心底驚かされました。

古賀先生の評判は、通院前から各所で耳にしており、評判通りのお人柄と腕前で、有り難いことにこんな私でも一年と少しで無事に卒業させて頂くことができましたが、何より驚かされたのは、スタッフの皆さんが古賀先生と同様に素晴らしく、いつも患者に寄り添った姿勢で対応して下さったことです。治療を重ねるごとに、「私はこれまで他人に誠実に向き合ってきたかな?思いやりを持って接していたかな?」と、自分の在り方を考えさせられることが増えました。同じ女性として本当に見習うべきことばかりでした。

私達夫婦は有り難いことに子供を授かってクリニックを卒業することができましたが、不妊治療は、頑張れば誰にでも等しく結果が出るものではないですし、私自身お腹の子を授かった時の治療と過去の治療とを比べても、劇的な変化はなかったように思います。(他院での治療も合わせますと、採卵6回で7回目の移植での妊娠でした)
何かが特別に良かったわけではなく、本当に小さな奇跡の積み重ねで妊娠できたのではないかと思います。
本来なら治療回数が増えるごとに不安やストレスが増すはずなのに、古賀先生やスタッフの皆さんと接するにつれ、不妊治療で一杯だった頭の中と日常生活からいつしか解放され、「治療のことは皆さんにお任せして、私は夫との生活をもっと楽しいものにしなければいけないな」と思えるようになっていきました。今思えば、古賀クリニックに出会ったことが、小さな奇跡の始まりだったのかもしれません。

「不妊治療をしているのに妙に楽しい時間だった」今思い返すと、古賀クリニックでの不妊治療はそんな思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。

治療内容:

たった1度で妊娠できた事が嘘のよう

H25.4.○、無事に○○○○gの元気な女の子を出産し、早いもので娘は3ヶ月を迎えようとしています。
慣れない育児で大変ですが、ようやく生活リズムができてきて、私自身ゆとりが出てきましたので、遅くなりましたがお便りさせていただきます。

 昨年8月に病院を卒業して、妊娠中も経過は順調で、出産も特に問題なく、予定日より4日遅れで産まれてきてくれました。産声をきいた時は、待ちに待ったわが子の誕生に、主人と二人涙しました。
 娘は日々成長しています。おっぱい飲んで、寝て、おしっこして、ウンチして、泣いて‥まだまだ毎日、同じことの繰り返しですが、これまで何度も苦悩を乗り越え、この子に会えた事、そして親になれた事が嬉しくてたまりません。毎日、子供の笑顔に癒され、成長を楽しみながら、育児がんばっています。

 初診の日、先生は笑顔で迎えて下さいました。そして、今までの治療の事を優しく聞いてくださいました。
古賀先生に出会うまで、私達は他の病院で、約3年半治療(タイミング4回、人工授精4回、体外受精5回)をしてきました。私は、話しながら辛かった治療の事を思い出し、泣いてしまいました。でもその時、先生は、「あなたは絶対に妊娠できるから、信じて頑張りましょう。」と言ってくださいました。すでに最初の病院で5回目の体外受精に挑戦中だという事を話すと、先生は「治療中に来られた方は初めてです。」とおっしゃいました。先生は嫌な顔ひとつせず、「うまくいくといいですね。頑張ってください。」と言ってくださいましたが、結局、5回目も失敗に終わりました。
 私は、こんなに頑張っても失敗ばかりで、もう妊娠できないんじゃないか‥そう思い、自分を責める時が何度もありました。朝起きた時に涙が出てるときもありました。それくらい、不妊治療は精神的に、とても辛いものでした。でも古賀先生の「絶対に妊娠できる!」という言葉を思い出し、古賀先生ならなんとかしてくれそう‥古賀先生のところで頑張ってみよう‥と不思議と前向きな自分がいました。
 再度、受診し、体外受精をお願いしました。
先生は、「今まで5回されて、結果が出てないから、1回では結果は出ないかもしれないけど、2回のうちには妊娠できる。」と断言されました。
 6月から注射が始まり、7月には採卵、移植、そして7月末には妊娠判定で陽性をいただきました。これまで何度も何度も、くやしくて悲しい涙を流し、肉体的にも精神的にも疲れ果てた日々を送っていた私は、たった1度で妊娠できた事が嘘のようでした。
なにより、先生の技術に感動でした。

 先生は、本当に親身になって、私達夫婦の心に寄り添ってくださいました。先生は、「私は、ほんの少し妊娠の手助けをしただけです。」とおっしゃいますが、これまで辛い不妊治療をしてきた私たちは、先生に本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフの皆様の心温まる言葉にも、すごく支えられました。私たち夫婦にとって、古賀先生との出会いは、とても大きいものでした。この病院だったから、宝物を授かる事ができたと思っています。
ぜひ、2人目もお願いしたいです。
本当にありがとうございました。

治療内容:

結果が出るまで泣くのを止めよう

 4月○日に初診で診て頂いてから、2ヶ月後には人生初めての陽性を頂きました。最短で卒業を迎えることができ、先生には何とお礼を申し上げたらよいのか分からない位、感謝の気持ちで一杯でございます。
 ちょうど1年前の7月、他院で初めて顕微授精に挑戦するも結果は陰性で、ARTにステップアップをすれば誰でも妊娠できると思っていた私は現実を知り、とても落ち込みました。他の人より卵が少なく、妊娠をする為には人の3倍採卵をしないと勝負にならない、他の人が仮に平均3回の採卵で妊娠するのであれば私は10回採卵する覚悟で挑もうと心に誓い、すぐに転院を考えました。そちらの病院はあまりにも治療費が高く、普通に計算しても我が家の家計では10回どころか3回でも難しいと判断をしたからです。
 そこで友人に相談したところ、古賀先生の病院がとても評判が良く早速HPを拝見させて頂きましたのが、こちらのクリニックとの出会いでした。どの病院のHPもひと通り拝見しておりましたが、古賀先生のクリニックはとても心に響きました。先生のコラムを目にして、自分でも驚く程大泣きをした記憶が今でも蘇ります。
 あの日大泣きをしてそして泣き止んだ瞬間から今日まで結果が出なくても泣いた事は1度もありません。ドリカムの「何度でも」を聴き、「諦めた先に結果がある、成功と失敗は紙一重だ」と改めて強く思ったからです。1回の陰性でいちいち泣いていては身がもたない、結果が出るまで泣くのを止めよう、陽性という結果が出たら初めて私はそこで泣こうと決意致しました。
 すぐに古賀先生のクリニックに予約の電話を入れましたが、年内はキャンセル待ちですら受付をしていないということでした。
 1年越しの念願叶って初診日を迎えた時は宝くじに当たるよりも嬉しかったです。クリニックは噂以上に素晴らしく全てに感動を致しました。そして何よりも有名な他院ですら移植するまで受精卵が育たなかったのに、1回目の体外受精で妊娠に至った事、本当に驚きました。
 今、人生で1番の幸せを実感しております。
 今まで数多くの幸せな出来事がありましたが、全て自分の努力に比例をしての結果でした。不妊治療に関しては、努力したらした分だけ地獄のそこに叩き落とされる思いでした。

 古賀先生を始め、看護師さん、受付の方々、本当にありがとうございました。このご恩は一生忘れません。
 おなかにいる我が子をこちらのクリニックの患者に対する思いに負けない位、愛情をたくさん降り注いで育てていこうと思います。

 先生がお元気であってこそのクリニックですので、どうか無理をなさらず、ご自愛下さいませ。
 書中にて失礼ではございますが、お礼のことばとさせて頂きます。
草々

治療内容:

Merry Christmas!

今回で5枚目のクリスマスカードですね。
このカードを書いている横では、4ヶ月になる我が子がスヤスヤと眠っています。古賀先生のおかげで、結婚8年目にしてようやく子供を授かることができました。なんだか未だに信じられず夢を見ているようです。
古賀先生の病院を尋ねた日の事を今でもよく思い出します。
最初は別の病院で不妊治療を受けていたものの採卵をしても移植まで辿り着けず、病院の雰囲気にも馴染めず、転院を決意しました。
当時、古賀先生の病院は開院したばかりで、ほとんど情報もなく、不安な気持ちで初診の日を迎えました。
でもその不安は病院に入ってすぐに払拭されました。受付の方の優しい笑顔、リラックスできる待合室、そして優しく丁寧に接してくれた古賀先生。
本格的に治療が始まり、何度も何度も診察を受けましたが、今まで一度も嫌な思いをすることはありませんでした。むしろ、毎日元気を頂いて帰っていた気がします。採卵の時も他愛もない話をしてくれたり、冗談を言ったりして和ませてくれたり、看護師さんも一緒に色んな話をして笑ったり。普通は採卵の時が緊張のピークのような気がしますが、今思うと、私は採卵の時が一番楽しかったかも?
でも採卵から移植までは出来ても、なかなか妊娠には至りませんでした。そんな時も古賀先生は温かく励ましてくれました。流産した時は、いなくなった赤ちゃんの話をしてくれたり、自分の感情を抑えていた私に「無理して笑わなくていいよ。我慢しないで」と声をかけてくれたり。
古賀先生は患者さん一人一人の事を親身になって考えてくれてるんだなと改めて実感しました。流産後はFSHも上がり、なかなか良い卵に巡り会えませんでした。今回妊娠できた周期も採卵までにかなりの日数がかかり、途中で「今周期はもう中止にしようかな。うまくいかない気がする」と私が言うと先生は「そんな事ないですよ。採卵してみてもいいと思うよ」とおっしゃって匙を投げる事なく治療を続けてくれました。そしてその結果妊娠。あの時、先生が諦めてたらこの子には会えなかったんですよね。
自然に妊娠できればそれに越した事はありませんが、私にとって不妊治療は辛い事ばかりではありませんでした。古賀先生をはじめ看護師、スタッフの皆さんに出会えて本当に良かったです。
最後まで諦めずに治療して頂いて、本当にありがとうございました。

治療内容:

検査をしたらAMH1ng/mL以下が判明して・・・

すっかり,朝晩は冷えてくるようになりましたが,古賀先生やスタッフの皆様には,お変わりなくお過ごしのことと思います。
私は,とても幸せな気持ちで生後5か月の娘と過ごしていますが,これもすべて,古賀先生やスタッフの皆様のおかげだと心から感謝しています。

クリニックに初めて行った昨年6月のことは,今でもよく覚えています。
私は,転勤族で,昨年4月に福岡に参りましたが,福岡に来る約9か月前から治療を開始していました。
しかし,結局,実ることはなく,焦燥感でいっぱいの状態で,クリニックに向かいました。
古賀先生は,診察室で,立ち上がって,私たち夫婦を迎えてくださいました。
私は,今まで様々なドクターに診察をしていただいてきましたが,このように立ち上がって迎えてくださったドクターは初めてで,とても感激してしまいました。

その後,検査の結果,年齢のわりに卵子が少ないということが判明し,一刻も早く体外受精ということになりました。
仕事の休みの予定などもあり,8月の周期でとお願いしたのですが,その周期では,卵子の一つが早く育ちすぎてしまい,他の卵子に悪影響を及ぼす可能性が高いと説明を受け,痛い思いをして,育ちすぎた卵子をつぶしていただくこともしました。
しかし,それでもその卵子の影響なのか,ホルモンの値が芳しくないから,今周期は断念した方がいいのではと古賀先生から連絡をいただきました。
私は,一度,治療の流れをつかんでおきたいと思ったことから,「それでもお願いします。」と申し上げました。
すると,古賀先生は,「今回ダメでも,『もう私には子供ができないんだ。』と思わないって約束できるならやりましょう。」と言ってくださいました。
私は,先生の思いやりにあふれる言葉に励まされながら,また,この決断が正しかったのかどうなのかと不安に思いながらも,治療に邁進していきました。
結果,3つの卵子を採取し,3つとも受精しただけでなく,予想以上に受精卵の育ちが良かったことから,胚盤胞まで育ってから移植することになり,しかも,移植に適したものは2つだということで,古賀先生の「双子になったら○○さんが大変だけど,早く妊娠させてあげたい。」との一言で,双子でも構わないと思い,2つ移植していただきました。
それから,祈るような気持ちで過ごし,判定日の前々日に,待つことに耐え切れず,自宅で妊娠検査薬を用いて,妊娠を知りました。

実は,妊娠検査薬が陽性を示したことは,それ以前に2回あるのですが,いわゆる化学流産ということで,妊娠6週目以降は全くの未経験でした。
そのようなわけで,判定日の古賀先生やスタッフの方の「おめでとう!」という言葉に舞い上がりながらも,以後,本当にちゃんと育ってくれるのだろうかと常に不安がつきまとっていました。
しかし,週を追うごとに,胎嚢がわかり,心拍も確認でき,着床したのは1つだったことも判明し,母子手帳を交付していただき,不安はありながらも,大事に育てようと決意をして,クリニックを卒業しました。

以前に通っていた不妊治療の病院では,スタッフの人数に対して,患者が多すぎて,流れ作業のように扱われている気がして,治療は大変気分の滅入るものでした。
しかし,古賀先生やスタッフの皆様は,この治療が夫婦関係をも映し出す繊細な問題であることを理解し,相談に乗って,励ましてくださいました。
また,クリニックの作り自体が,プライバシーに配慮されています。
そんなことから,通院が全く苦になることはなく,むしろ,楽しみとさえなりました。

なにより,可愛い娘を授かることができて,その後も順調に育って,無事出産でき,母親になれたことは,私の人生にとって,かけがえのないことでした。
出産時,胸に去来したことは,この妊娠・出産に関わり,支えてくださった方々への感謝と,無防備な状態でこの世に生まれてきた娘への愛おしさでした。
それは,今までに感じたことのない気持ちでした。
本当にお世話になり,感謝の気持ちでいっぱいです。
先日,娘を連れてクリニックにご挨拶にうかがいましたが,そのときも優しく迎えてくださって,また嬉しい気持ちになりました。
また,近くに参りました時は,顔を出させていただければ幸いです。
悩める患者さんがたくさん待っているとのことですので,お体に気をつけて,ぜひ,一人でも多くの患者さんの願いをかなえていただければと思います。