古賀文敏ウイメンズクリニックKOGA FUMITOSHI WOMEN’S CLINIC

超音波検査

胎児超音波検査

初期胎児ドック:初期胎児超音波検査
妊娠11週0日から13週6日までの妊婦さんを対象に行う超音波検査です。分解能の高い最新の装置を用いて胎児の顔から手足にいたる約20項目の詳細な観察を系統的に行います。検査は妊婦さんのお腹からエコーで行います。

D3-b_1


初期に診断可能な胎児形態異常(無頭蓋症、全前脳胞症、横隔膜ヘルニア、臍帯ヘルニア、膀胱拡張症など)の診断を行うとともに胎児に染色体異常(ダウン症・18トリソミー・13トリソミー)の可能性がどれくらいあるかについて、妊婦さんの年齢を含め超音波検査によって調べます。

染色体異常リスク判定には英国FMF(fetal medicine foundation)のリスクアセスメントプログラムを採用し、胎児の首の後ろのむくみ(NT:nuchal translucency)の計測、胎児鼻骨の形成、静脈管という胎児特有の血管の血流や心臓内の三尖弁の逆流などの超音波マーカー(染色体異常の胎児のサイン)を詳細に観察します。

D3-b_2


D3-b_3


この超音波マーカーによるリスク判定によってのダウン症の検出率は約90%といわれており信憑性の高いリスク判定が可能です。超音波検査によるリスク判定結果は検査終了後すぐに説明します。超音波検査によるリスク判定に母体血清マーカーを組み合わせてさらに精度の高いリスク判定を行うことができます。(OSCAR: 血清マーカー組み合せ検査 参照)


中期胎児ドック:中期胎児超音波検査
妊娠18週0日から21週6日までの妊婦さんを対象に行う超音波検査です。検査は妊婦さんのお腹からエコーで行います。場合によっては経膣エコーを行うこともあります。

胎児の先天異常のなかで染色体異常はその1/4にすぎず、その多くは先天性心疾患や中枢神経系の異常など形態学的異常を中心とした胎児異常です。妊娠中期では胎児の心臓や脳の構造、手足の指など約30項目におよぶ系統的な観察によって先天性心疾患や口唇口蓋裂、神経管閉鎖不全などの胎児形態異常を中心とした胎児診断を行います。また胎盤や臍帯、子宮頚管についても異常の有無をチェックします。

出生前に先天性疾患など胎児異常や胎盤臍帯の異常を診断することで適切な周産期管理・治療への準備が可能となります。胎児異常が診断された場合も最善の周産期管理・治療に向かって高次医療機関等と連携し、必要な情報を提供し全力でサポートさせていただきます。

D3-b_4