羊水検査
羊水検査
初期胎児ドックあるいは血清マーカー組み合せ検査で染色体異常が疑われる妊婦さんに行う診断検査です。妊娠16週から18週に、お腹から針を刺して胎児を取り囲んでいる羊水を採取します。羊水には胎児由来の生きた細胞が浮遊しており、この細胞から染色体異常または様々な遺伝的先天異常の診断検査を行います。
羊水検査は局所麻酔下で行います。超音波でリアルタイムに針先の位置を確認しながら、羊水を約20ml採取します。所要時間は約10分です。検査後は30分程度休んでいただき、超音波で異常のないことを確認して終了となります。
QF-PCR法による迅速検査で13trisomy、18trisomy、21trisomy(ダウン症)については3日後に染色体異常の有無について診断結果をお知らせします。G-band法による最終核型の診断結果説明は2週間後に行います。
羊水検査における破水・流産や胎児への物理的損傷のリスクは0.3%といわれています。