古賀文敏ウイメンズクリニックKOGA FUMITOSHI WOMEN’S CLINIC

患者様の声

治療内容

治療内容:

大学最後の体外受精の患者様より

私は4年前,自然妊娠しました。
女性でありながら女性の体の事を分かってなかった私は、妊娠したらよっぽどの事がない限り出産出来ると思っていたので流産なんて簡単にあることではないと思っていました。
ところが、妊娠初期の時、出血し、しばらくたったある日当時かかっていた産婦人科の先生から「赤ちゃんの心拍が確認できない」と言われました。頭が真っ白になりました。この前まで動いていた心臓が止まってしまったなんて・・・信じられない気持ちでいっぱいでした。

結局掻爬手術をする事になり、その後生理がなかなかこず、あっても出血がだらだら続いたりして無排卵と分かりました。それから本格的に不妊治療をする事にしました。それでもタイミングさえ合えば妊娠出来ると思っていました。
ところが治療を始め、無排卵の他に原因も出てきて、なかなか妊娠できない焦りや、この前は簡単に妊娠出来たのに、今こんなに治療をしているのになぜ妊娠出来ないのか、ただ主人との子供がほしくて、家族になりたい、そんなささやかな願いなのに・・・
頭の中は、ただただ妊娠のことばかり考えていました。そして、前回の妊娠の時、もっとこうしてれば妊娠を継続出来たかもしれない、と後悔ばかりしていました。
不妊治療では本当に心も体もダメージがあり信頼できる先生に会えることが治療にも治療の結果にも大きく関わってくると思います。中には自分の中で状況を一人で納得している先生がいらっしゃいますが、私は、先生任せの治療ではなくちゃんと分かるように説明してほしいし、不安を解消出来るように質問しやすい雰囲気の先生を求めていました。

そんな時、たまたま古賀先生が私を見てくれる機会がありました。
古賀先生の説明や、やり方に、この先生は何か違う!説明を受けてもとても安心できるし、ちゃんと分かりやすく説明していただけるし、先生の人柄なのか当時妊娠出来ない焦りや不安の真っ只中にいた私に治療への希望を感じさせてくれました。不思議と心が落ち着き何だか頑張れそう、そう思えたし、こんな先生を求めていたんだ!って一瞬で思いました。
だから無理を承知で先生に今後治療をしてもらえるようお願いしました。

たまたま先生が出張でいないとき違う先生が担当し、注射のさじ加減があわず卵が出来すぎ卵巣が腫れてしまいました。歩くのも痛いし寝ていても痛いし何よりこれによって治療を数ヶ月休まないといけないのがとても辛かったです。でも先生が戻ってこられてからは適切に処置してくれ、その後の治療も卵巣が腫れやすい私に合った治療をしてくれました。その点でも先生は、的確に治療をしてくれると思います。
その後人工授精をしていきましたが、なかなか結果が出ず、体外受精にかけようと思っていた時古賀先生がクリニックを開業するので大学病院をやめることを聞かされました。もう体外受精にかけよう、そう思っていた時でしたから先生がやめると聞かされ、正直今後どうしようか全く分からなくなりました。
後から聞かされたのですが、その気持ちを先生は察していたそうです。
先生は開業で忙しいさなか、私の為に時間を作ってくれ体外受精をしてくれたのです。
卵巣が腫れないように的確に治療をしてくださり、その1回目の体外受精で見事に妊娠出来たのです。
不妊治療を始めて2年あまり、妊娠と聞かされ本当に本当に涙が出るくらい嬉しい結果につながりました。
かつてからうらやましく見ていた産科に、はれて通えるのはとても嬉しかったのですが、前に流産をしているので妊娠期間はとても不安で、病院にもう古賀先生はいないし、又いつ心拍停止と言われないかとても神経質になっていました。
でも今度は信頼できる古賀先生が治療してくだっさったんだから大丈夫!と言い聞かせると不思議と安心して妊娠生活をおくれました。

体外受精で授かり昨年無事に出産まで至り健康な我子を抱くことが出来ました。
今まで夫婦二人だった私達に赤ちゃんが出来家族になることが出来ました。
健康な人なら結婚したら妊娠出来あたりまえの事が、こんなに幸せな事だったんだって思えます。
あの時、先生に出会えなければ、私はまだ妊娠出来てなかったかもしれません。先生に出会えて信じて治療をしてきて本当に良かったと思います。本当にありがとうございました。