古賀文敏ウイメンズクリニックKOGA FUMITOSHI WOMEN’S CLINIC

患者様からのお便りを集めました

患者様の声は、当クリニック宛にいただいたお便りを集めたもので患者様の体験談です。 患者様の声をお読みになって当クリニックへお越し下さる方が沢山いらっしゃいます。 また、当クリニックのスタッフもお寄せいただいたお便りに日々励まされております。

7回の流産を乗り越えて」は、 院長が当クリニックを開業するに至った原点とも言える方からお寄せいただいた体験談です。ぜひお読みください。

なお、「患者様の声」は随時募集しています。こちらからお寄せください。

治療内容

治療内容:

卒業証書

・古賀先生。
日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。お変わりなくお元気でご活躍されておられる事と思います。益々、先生の診察を希望される方が増え、お忙しくなられてるようですね。
私達も、10月に治療を予定していましたが、主人と話し合った結果、このまま二人の生活を大切にしようという事になりました。先生には、何かとご心配ご迷惑をおかけしましたが、色々な事情を考えると、このままピリオドを打った方が良いとの結果になりました。
不妊治療を始めて、途中出来なかった時期も含めてですが、20年の歳月が流れようとしています。その間には色々な事があり、その都度、周りに助けられ二人で乗り越えて来ました。
今回、治療を再開してからも、沢山の支えがあり、今また乗り越える事が出来ます。不思議と今はもう迷いはなく、とても幸せです。結果はどうであれ、納得して次のステップに行ける事にそれぞれの幸せがあるような気がします。
そう思えるのも、先生との出会いがあったからだと、心から感謝しています。先生のにお会いして3年、随分ご迷惑をおかけしましたが、ひとつひとつ向き合って頂いて温かい対応をして頂いて、頑張ることが出来ました。改めて、信頼できる先生と出会う大切さを感じています。

・院長からの返事
素敵なお花有り難うございました。昨日より診察室の机に飾らせて頂いています。
私にとっては、一昨日の診察は、素敵な卒業式でした。患者さんの体験談を連ねながら、妊娠だけが卒業ではない、との思いを強くもっていました。妊娠したら、不妊治療を終了したのではないし、ましてや偉いわけでもない。新たなスタートに立っているのです。それは、あなたのような形で卒業されても同じですよね。いろんな形の治療であっても、夫婦の絆が一番の基本ですよね。初めの体外受精でご主人にお話したとき、私の話をしっかり聞いていただけたこと、良く覚えています。そしてお互い大人同士の二人をそれぞれが支え合っていることを痛感し、なんとか力になりたいなあと思いました。そして今でもその姿勢はお変わりないようです。私がなせなかったことに関しての悔いはありますが、ただお二人がかわいそうと思ったことはありません。立派な卒業式です。そして今までうまくいかなかった方をどうやって卒業させたらいいのかわからなかったのですが、少しわかったような気がします。
こちらはあなたから多くのものを学ばせて頂きました。これからは恩返しする番ですので、体のメンテと何かわからないことあったら遊びに来て下さい。そしてこれからもクリニックのよりより方向への道しるべをおしえて下さい。 

・古賀先生。
いつもお忙しい中、メールのお返事を頂きありがとうございます。正直、先生が納得されないままに強引に卒業してしまったのではないかと心配していましたので、頂いたメールが私にとっての卒業証書でした。メールを拝見して、それを主人に伝えましたら、「やっぱり自分達が感じていた通りの先生だった。自分達は幸せやったね。有り難いね。」と言ってました。
私達は色んな過程を経て今があります、そして、夫婦が基盤である事の大切さを学びました。妊娠した人は勝者で、そうでない人は敗者のような、そんな中、肩身の狭い思いで治療をやめた知人夫婦には、残念ながら、離婚した夫婦、今でもその想いを引きずったまま生活してる夫婦もいます。妊娠するとかしないとかの問題以前に、どちらも、やり場のない気持ち受け止めてくれる存在がなかったからです。今でも傷になったままです。先生のクリニックのコンセプトを拝見した時、患者でありながら応援したい気持ちでいっぱいになったのは、そう言う理由があったからです。忙しい中、患者の話をじっくり聞いてくれる姿勢に、どれだけ救われることか。そんな先生のクリニックだったからこそ、私達は今なお夫婦共に幸せを感じられている事を忘れないで下さいね。
そして、コラム「鈍感力」素晴らしい内容でした。その中にあった「岩もあり木の根もあれどさらさらと、たださらさらと水の流るる」素敵な言葉ですね、とても胸に響きました。くじけそうになったら、先生のコラム思い出す事にしますね。これからも、陰ながら応援しています。次のコラムも楽しみにしていますね。
素敵な卒業証書有難うございました。

治療内容:

不妊治療は体だけではなく心のケアが必要なもの

このたび私も「卒業」の日を迎えることとなりました。治療が成功して妊娠できたら「卒業」。この日が私にも用意されていたなんて、今でも信じられない気持ちです。出産まで先生にお世話になりたい…と願うところですが、それは叶わず、嬉しい一方で、本当に寂しい気持ちでいっぱいです。
先生をはじめスタッフみなさまのおかげで、願って願ってやまなかった「子を授かる」という望みを叶えることができました。本当にありがとうございました。
望んでいるのに赤ちゃんが来てくれないな—そう気づいてからこれまでの間は、今振り返ると本当に辛かったです。つねに大きなテストを受けているような緊張、そして「不合格」を目の当たりにした時の絶望。その繰り返しでした。ここまでがんばったら「合格」できる、そんな保証があるわけではないので、出口の見えないトンネルをひたすら歩いているようでした。
そんな中、クリニックでのさりげないお心遣いがどんなに救いとなったことでしょう。
仕事を終えて電車とバスを乗り継いでやっと辿り着くと、まず迎えてくれるのが生き生きとしたお花と受付の方のやさしい笑顔です。院内にかすかに漂うアロマの香りですぐに肩の力が抜けていきました。
心地よい音楽が流れる待合室でイスに腰掛けるとさまざまな雑誌が置かれています。ぱらぱらとページをめくりながら、そういえば最近おしゃれになど気に掛けることなんてなかったな、と心に余裕のないまま過ごしていたことに気が付きました。他にも美味しいお店の本や時間の使い方の本などまであり、待ち時間があっという間(もっと長くてもいいかなと思うくらい)でした。
治療を始めると一日中そのことで頭がいっぱいだったのですが、これらの本のおかげで「今度このお店に行ってみようかな」「もっと朝と夜をのんびり過ごしてみようかな」と思う余裕が出てきました。
そして何度か過ごさせていただいた安静室は本当に素敵で、「あれ?いま旅行に来てたのだったかな」と思ってしまうくらい、心穏やかに過ごすことができました。
それらのことがすべてさりげなく配慮されていて、そのひとつひとつが私の不安や焦りや苛立ちでごちゃごちゃになった心を解きほぐしてくれました。
どの病気にももちろん言えることですが、とくに不妊治療は体だけではなく心のケアが必要なものだと思います。別のクリニックで体験したように、心を置いてけぼりにされた(ように感じてしまった)まま治療が進み、授かっていたら、今のように素直に喜べただろうかと思います。「本来なら自然に授かる べきものなのに、人の手を入れて、よかったのだろうか」とも、ひょっとしたら思ったのではないかと思います。しかしこのクリニックでは先生やスタッフの方々が常に寄り添ってくださって分かりやすく説明してくださり、一緒に喜んだり残念がってくださって、信頼関係があったからこそ、「私が母親になるまでにはこれらの道のりが必要だったんだ」と自信を持って思えるのです。
治療を受けていると知人に打ち明けた時、こんな言葉をもらいました。「それじゃあその子は本当に幸せだね。生れるもっともっと前から望まれて、祝福されているんだから。」と。
一般には妊娠判定のあのライン(このラインをどれだけ見たかったことでしょう!)を見て、体のことを意識し始めるものかもしれませんが、私の場合そのずっと前から、まだまだ卵の段階からずっと体に耳を澄ませ、授かるまでの過程ひとつひとつに立ち会えたことになるので、ちょっと得をしたような気もします。
このように思えるようになったのも古賀先生をはじめ看護師さん、エンブリオロジストの方から受付の方々に至るまで、古賀文敏ウイメンズクリニックのみなさまのお力があったからだと思います。本当にありがとうございました。
いったんはクリニックを「卒業」ですが、妊娠中や出産後(そしてひょっとしたら2人目でも…)も相談に乗っていただけるとのこと。これからもお世話になりたいと思います。
さまざまなご苦労があるかと思いますが、ほんとうにほんとうに素晴らしいお仕事だと思います。これからもますますのご活躍を心からお祈り申し上げます。

治療内容:

成功すると信じて受けた1回目の体外受精で妊娠!

先生、それからスタッフの皆様、お久しぶりです。去年の10月から通っていたY.Yです。
こういう書き込みがあることに、最近気づきました。そこで、思わずメールしています。

お腹の赤ちゃんも順調で、早くも6ヶ月目です。性別も分かり(男の子!(^^)!)、今は名前決めで主人と悩み中”^_^”  胎動も感じられ、元気いっぱいのようです。体調も良く、毎日歩いたり、ビクスに行ったりして楽しい妊婦生活を送っています。

私は、1年間、別の病院に通っていましたが、なかなか赤ちゃんを授かることができませんでした。
生理がくるたびに、先生も一緒に「だめだったかぁ・・・」とがっかりはしてくれましたが、古賀先生の所に来てから最初に言われたことが「本当に妊娠できるのかな?と不安になるより、絶対できると思って治療していた方がいいですよ。Yさんも、必ず妊娠できます」と言ってくださった言葉が忘れられません。
その時に、なんだか自分でも妊娠できるような確信がしました。
古賀先生の病院は、不妊治療だけでなく、メンタル面での支えもとても大きかったように思います。
先生も優しくて、看護師の方、それから事務の方、全ての方がとてもあたたかかったです。
こんなにそろった病院と、初めて出会ったように思います。
できれば、出産まで古賀先生に診ていただきたかったです。
赤ちゃんが無事に生まれるまでは、不安なこともありますが、赤ちゃんを信じて一緒に頑張っていきたいと思います。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

治療内容:

先生のところを「卒業」

 本日、先生のところを「卒業」ということで、お礼の言葉をお伝えしたく、筆をとらせていただきます。
「卒業」・・・この言葉をホームページの「患者様の声」で目にする度、いつかは・・・と憧れる反面、きっとその時がきたら、本当に淋しいだろう・・・と思っていました。
そして今、やはりちょっぴり淋しいですね。きっと他の患者さんも同じように、まるで学校を卒業し、温かく守られていた場所から巣立つような気持ちでその日を迎えられているのでは?と想像します。それだけこの病院で、温かく優しいたくさんの「想い」をいつも分けていただいていたのだと、心より感謝しております。
 大学で最後に診察していただいた時(残念な結果を伝えていただいた時)、先生は「Mさんは絶対妊娠します。」と言ってくださいました。今となっては経験に裏づけされた言葉だったのだと理解することができますが、初めての挫折を味わった私にとって、あの言葉は衝撃でした。
独身の頃、動物病院で看護師の仕事をしていたこともあって、通常ならば100パーセントの自信があっても、「絶対とは言えませんが・・・」と、逃げ道をつくるのが病院であり医師であろうと思います。なのに先生の口からは、「絶対」という言葉をいただきました。それが正しいとか正しくないとかいうことはどうでもよく、あの時の私には、「この先、自分の妊娠が絶対のものにならなかっとしても、今後も古賀先生に治療をお願いしたい。」と思えたのです。結果に涙してしまった私への、精一杯の思いやりの気持ちをいただいたと思っています。
 家族の賛成ももらえて、新しい病院に通うようになってからは、ひとつひとつの細かなところにまで、先生の思い描く理想が現実化されていて、スタッフの皆さんが同じところへ向かって進んでおられるのが分かり、「この病院に通えて本当に良かった。」と、いつも実感していました。ただ、先生がお一人ということと、強い信念を持っておられるだけに、いろいろな場面で無理をされるのでは?と、勝手に心配などしております。周りのスタッフの皆さんと、それぞれの場面で負担を分け合って、これからも何千、何万という、悩みや苦しみのなかにいる方達の光になってくださいませ。
 こんなにも早く、命を授かることができたこと、心より感謝致します。
まだまだこれから、心配すればきりがない毎日が続きますが、心身の健康に気をくばり、元気な赤ちゃんを産めるよう、努力してまいります。私の子宮が産後も元気で、もう一人望める時には、また「古賀文敏ウイメンズクリニック」でお世話になりたいと思っております。その際は、どうぞ宜しくお願い致します。 先生・スタッフの皆様 本当にありがとうございました。

お茶は少しですが休憩時間にでも皆さんで召し上がってくださいませ。

治療内容:

私のお腹で育つ、小さな命

 もうそろそろ、クリニックを卒業の時期が近づいているようなので、感謝の気持ちを伝えたくて、お手紙を書きます。こちらのクリニックに出会えなかったら、私は今お腹で育っている赤ちゃんを授かることをあきらめていたかもしれません。
流産というものは、辛く、とても悲しいことです。それを何度も経験し、私は暗い暗い、先の見えないトンネルの中にいました。毎日が辛くて、よく泣いていました。流産が怖いから、もう次の子供はあきらめようか、と 何度も思いました。でも、どうしても上の子供に兄弟を作ってあげたい。できれば家族が増えてほしい。子供が大好きな夫の子供を産んであげたい。。。何より、自分がもう一人子供が欲しい。。。という気持ちが強くて、毎日が堂々巡りでした。
 そんな時に、先生のクリニックを知り、思いきって受診しました。先生は、私の辛い気持ちを何度も何度も根気よく聞いてくださいました。ほんの些細な心配事でも、嫌な顔一つせず、いつも優しく応えてくださいました。ナースの方々や、受付の方々もいつも優しく、温かく接してくださいました。そのおかげで、私は、流産は怖い。でも、この先生のクリニックがあるかぎり、私は何度でも頑張れる。立ち直れる。と、思いました。家に居ると、不安が強くなり、お忙しい時に何度も電話をかけてしまったりして、すみませんでした。でも、スタッフの方の優しい対応、先生の言葉に、毎回救われて、今まで、やってこれました。こちらのクリニックに出会えて、本当に本当によかったです。
 今、私のお腹で小さな命が育っています。まだ不安定な時期なので、出産する病院へ紹介していただいた後も、こちらのクリニックにちょこちょこ来てしまうと思います。。。先生やスタッフの方々に会えるだけで、安心するし、元気になれるから。。。どうか、お邪魔させて下さい。うまく文章にできなくて、ごめんなさい。 本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。そして、これからも、よろしくお願いします。

P.S.クッキーを作りました。よかったら食べてください。