古賀文敏ウイメンズクリニックKOGA FUMITOSHI WOMEN’S CLINIC

患者様の声

治療内容

治療内容:

不妊治療は体だけではなく心のケアが必要なもの

このたび私も「卒業」の日を迎えることとなりました。治療が成功して妊娠できたら「卒業」。この日が私にも用意されていたなんて、今でも信じられない気持ちです。出産まで先生にお世話になりたい…と願うところですが、それは叶わず、嬉しい一方で、本当に寂しい気持ちでいっぱいです。
先生をはじめスタッフみなさまのおかげで、願って願ってやまなかった「子を授かる」という望みを叶えることができました。本当にありがとうございました。
望んでいるのに赤ちゃんが来てくれないな—そう気づいてからこれまでの間は、今振り返ると本当に辛かったです。つねに大きなテストを受けているような緊張、そして「不合格」を目の当たりにした時の絶望。その繰り返しでした。ここまでがんばったら「合格」できる、そんな保証があるわけではないので、出口の見えないトンネルをひたすら歩いているようでした。
そんな中、クリニックでのさりげないお心遣いがどんなに救いとなったことでしょう。
仕事を終えて電車とバスを乗り継いでやっと辿り着くと、まず迎えてくれるのが生き生きとしたお花と受付の方のやさしい笑顔です。院内にかすかに漂うアロマの香りですぐに肩の力が抜けていきました。
心地よい音楽が流れる待合室でイスに腰掛けるとさまざまな雑誌が置かれています。ぱらぱらとページをめくりながら、そういえば最近おしゃれになど気に掛けることなんてなかったな、と心に余裕のないまま過ごしていたことに気が付きました。他にも美味しいお店の本や時間の使い方の本などまであり、待ち時間があっという間(もっと長くてもいいかなと思うくらい)でした。
治療を始めると一日中そのことで頭がいっぱいだったのですが、これらの本のおかげで「今度このお店に行ってみようかな」「もっと朝と夜をのんびり過ごしてみようかな」と思う余裕が出てきました。
そして何度か過ごさせていただいた安静室は本当に素敵で、「あれ?いま旅行に来てたのだったかな」と思ってしまうくらい、心穏やかに過ごすことができました。
それらのことがすべてさりげなく配慮されていて、そのひとつひとつが私の不安や焦りや苛立ちでごちゃごちゃになった心を解きほぐしてくれました。
どの病気にももちろん言えることですが、とくに不妊治療は体だけではなく心のケアが必要なものだと思います。別のクリニックで体験したように、心を置いてけぼりにされた(ように感じてしまった)まま治療が進み、授かっていたら、今のように素直に喜べただろうかと思います。「本来なら自然に授かる べきものなのに、人の手を入れて、よかったのだろうか」とも、ひょっとしたら思ったのではないかと思います。しかしこのクリニックでは先生やスタッフの方々が常に寄り添ってくださって分かりやすく説明してくださり、一緒に喜んだり残念がってくださって、信頼関係があったからこそ、「私が母親になるまでにはこれらの道のりが必要だったんだ」と自信を持って思えるのです。
治療を受けていると知人に打ち明けた時、こんな言葉をもらいました。「それじゃあその子は本当に幸せだね。生れるもっともっと前から望まれて、祝福されているんだから。」と。
一般には妊娠判定のあのライン(このラインをどれだけ見たかったことでしょう!)を見て、体のことを意識し始めるものかもしれませんが、私の場合そのずっと前から、まだまだ卵の段階からずっと体に耳を澄ませ、授かるまでの過程ひとつひとつに立ち会えたことになるので、ちょっと得をしたような気もします。
このように思えるようになったのも古賀先生をはじめ看護師さん、エンブリオロジストの方から受付の方々に至るまで、古賀文敏ウイメンズクリニックのみなさまのお力があったからだと思います。本当にありがとうございました。
いったんはクリニックを「卒業」ですが、妊娠中や出産後(そしてひょっとしたら2人目でも…)も相談に乗っていただけるとのこと。これからもお世話になりたいと思います。
さまざまなご苦労があるかと思いますが、ほんとうにほんとうに素晴らしいお仕事だと思います。これからもますますのご活躍を心からお祈り申し上げます。